義経

2005年1月9日
「新選組!」を全部見たという勢いで、
今年の大河「義経」もばっちり録画しちゃいました。
でも、第一回目では主人公はまだ赤ちゃんなのですねー。

まだ全部読んではいないのですが、昨年の夏頃から司馬遼太郎作の
小説「義経」を読み始めました。(まだ上巻。遅)
そのために、平清盛っていったら、「酒と女が好きな嫌な男」という
イメージだったのですが、今回の大河ドラマでは、まぁ、結局
常磐を自分のものにしたんだから多少「男」の部分はあるけれども、
慈悲深い人で描かれていてちょっと驚き。いい人じゃないですか。
うわー、これは清盛の死の時に泣かせようとする魂胆ですね?(笑)
あ、そういえば、やっぱりあのお寺の中での、えー、のことは
描かれませんよね・・・?
っていうか、ジャニーズでそれって洒落になりませんよね?
いくら子役がやるとしても、その延長線上はタッキーですもんね。
ホント、いくら史実だとしても、そんなことがあったら、ちょっと
しばらく大河見なくなるような気が大いにしてなりません。(苦笑)

ま、そんなとこ以外で、タッキーの美しい義経の姿を楽しみに
待っております。予告でもちょこっと流れてますが、
三条大橋の戦いがすごく楽しみ・・・!

時代劇と言えば、この間の「大化改新」。
えっと、今まで私が持っていたあの辺りのイメージ。
あくまで「今まで」です。

蘇我入鹿→政権を独占しようとした悪いヤツ。
蘇我蝦夷(毛人)→厩戸皇子に愛されまくって関係持っときながら、でも最終的に布津姫を選んで皇子をフった優柔不断なヤツ。
聖徳太子(厩戸皇子)→毛人のことを愛して愛して愛しまくったけれども、毛人にフラれた失恋のショックからちょっとおかしく(?)なってしまった可哀想な人。
山背皇子→蝦夷と、蝦夷の妹の刀自古(とじこ)との禁忌の子。
中大兄皇子→ズル賢そうな人。
中臣鎌足→中大兄皇子に付き従ってる人。

って感じです。お気づきの方はほっとんどおられないでしょうが、(笑)
蝦夷、太子、山背のイメージはマンガ「日出処の天子」からです。
・・・・・あのマンガは衝撃的でした・・・。
ってうか、あんなマンガすすめてくれるなよ、母・・・。
もう、本当に、こういうイメージになっちゃうくらい衝撃的な
マンガですから、オススメは出来そうで全く出来ません。(笑)あしからず。

で、結局どう変わったのかというと、

蘇我入鹿→高島さん(役名がわからない)に惑わされて運命の歯車が狂った可哀想な人。
蘇我蝦夷→酒と女好きのオッサン。
聖徳太子→みんなが尊敬する偉大な人。
山背皇子→不意打ちをくらった可哀想な人。鎌足に初めて会った時に、鎌足の手を触ったのはなんでだ・・・?
中大兄皇子→日本のことを考えてる人。
中臣鎌足→同じく日本のことを考えてる人。でも、入鹿の大親友。

という感じで。
その辺のことなんて、日本史で人物関係図を知ってるくらいなので、
この人とこの人が幼なじみでだとか、友達だとかっていう詳しいことは
全く知らないのですが、今回の入鹿と鎌足が幼なじみだっていう
設定はいいなぁ。
のちの敵と仲良かったなんてドラマには持ってこいですけどね。

ラストのシーンが切なすぎる。
入鹿は高島さん(役名が・・・以下略)を信じてたのに、裏切られて、
自分の信念をなくしたも同然ですもんね。高島さーん・・・。(役・・・略)
で、鎌足との別れのシーン。
入鹿は死んでいきそうなので、まぁ、それは置いといて、(え)
鎌足役の岡田くんが、素晴らしい迫真の演技で・・・!
ドラマのストーリーにもだけど、特にその演技に感動した。
言い方が悪いけれど、よだれをたらしながら大泣きしている鎌足見て
「あぁ、演技上手いなぁ」って。
あと、おとといぐらいだったかな、「砂の器」のDVDを見直して、
松雪さんの演技を見て同じように感じました。
松雪さんは、これもまた言い方が悪いけど、
鼻水をたらして泣いてたんですね。
やっぱり、いくら俳優、女優さんだとしても、よだれたらしたり、
鼻水たらしたりっていうのは、「恥ずかしい」ものだと思う。
けれど、その「恥ずかしさ」をさっぱり取り除いて、
現実にその役に成りきって、本当に目の前の人の死を悲しんだり
しているんだなぁって。
それぐらいの方がこっちも感情移入しやすいし、変に白けた目で
見ることもないだろうし。

って、演技のことばっかり書いてしまいましたね。(汗)

そういえば、鎌足の飛ばされた先の土地。
パって地名が出て、びっくりした。
私の家のすぐ側じゃん・・・。
って。たぶん自転車で10分くらいの土地。
なんか変なところで驚いた。(笑)

演技と全然関係ないのですが、役のビジュアルとしては、
岡田くんの綺麗な顔がヒゲで隠れているのがもったいなかったなぁ。
でも、それが「鎌足」なのですね。
入鹿のちょっとだけしかくくらずに、ほとんど髪をおろしている
ヘアースタイルがすっごい好き。
これは最初から最後までずっとそれだったから良かった。
という感じ。

ストーリーとしては、これは幕末を舞台にした作品でも
特に思うものですけれど、結局別々の人間が考える「理想」というのは
相容れないものなのかなって考えさせられました。悲しいことに。
そういう時に唱えられる言葉は、「勝てば官軍、負ければ賊軍」。
うーん、無常だなぁ。(苦笑)

でも、良い作品だったと思います。
ストーリー、キャスト、セットとどれをとっても良かったです。

ということで、「大化改新」感想終わり。

ここで、ちょっとSMAP話。おとといの日記と同じようなものです。
あの、新曲のことで、いろんな人の感想を見て、
賞賛の感想を送っている人を今だ見ていないのですが・・・。
一体どんな内容のCDなのか、かえって気になります。(笑)
メロディーが日本人には合わないとか、アレンジが明るすぎだとか、
歌詞が伝わってこないとか、CP曲に対する憤りとか、
もろもろ皆様感じられてるようです。
まぁ、たしかに、クリスマ曲がこんなに早くシングル化するとは
思いませんでしたよね、正直。まだ1ヶ月も経ってませんし。
「シングル化の予定はありません」という言葉を信じた私が
愚かだったのか・・・。
なんかやだなー。

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