53冊目『ライオンハート』
2007年5月6日 読書
『ライオンハート』恩田 陸(新潮文庫) ’06 10/30
評価;B
ウハウハのタイトルですね。
いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ…。17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。時を越え、空間を越え、男と女は何度も出会う。結ばれることはない関係だけど、深く愛し合って―。神のおぼしめしなのか、気紛れなのか。切なくも心暖まる、異色のラブストーリー。
離れた瞬間から会う瞬間を待ち続けている。生まれる前も、死んだあとも-。いくつもの時代を必死に生き、細胞に刻まれた想いを頼りに、束の間出会い別れていく男と女。求め合う二人の感情を描く連作集。(Amazonより)
意外と評価の悪い作品だったりするらしいですけど、どうなんでしょう。
とりあえず、私の読解力では、一回読んだだけでは何も伝わって来ませんでした。でもそれは私の読解力不足が原因だと思います。(何のフォローだ)
そのうち読み返す・・・・・かな?
評価;B
ウハウハのタイトルですね。
いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ…。17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。時を越え、空間を越え、男と女は何度も出会う。結ばれることはない関係だけど、深く愛し合って―。神のおぼしめしなのか、気紛れなのか。切なくも心暖まる、異色のラブストーリー。
離れた瞬間から会う瞬間を待ち続けている。生まれる前も、死んだあとも-。いくつもの時代を必死に生き、細胞に刻まれた想いを頼りに、束の間出会い別れていく男と女。求め合う二人の感情を描く連作集。(Amazonより)
意外と評価の悪い作品だったりするらしいですけど、どうなんでしょう。
とりあえず、私の読解力では、一回読んだだけでは何も伝わって来ませんでした。でもそれは私の読解力不足が原因だと思います。(何のフォローだ)
そのうち読み返す・・・・・かな?
『サロメ』ワイルド 福田恒存(岩波文庫) ’06 10/26
評価;A
妖しい美しさで王エロドの心を奪ってはなさない王女サロメ.月光のもとでの宴の席上,7つのヴェイルの踊りとひきかえに,預言者ヨカナーンの生首を所望する.幻想の怪奇と文章の豊麗さで知られる世紀末文学の傑作.R.シュトラウスのオペラ「サロメ」の原典にもなった.幻想的な美しさで話題を呼んだビアズレーの挿画をすべて収録。(Amazon)
なんだ、この素晴らしき真っ黒な世界は。
すでに何が理由でこの本を読んだのか、記憶にない。
あるのはただ壮絶な死に様、美しき妖しきサロメとヨカナーンの記憶。
ヨカナーンに迫るサロメが変態オヤジ化してるんですけど。
・・・・・あぁ、まともな感想かけなくてゴメンナサイ。この世界観大好きなのですが、難しすぎて私には語れないのです。(しかも今手元に本ないし。)
とにかく綺麗。残酷であり、それが綺麗。
綺麗な話は素晴らしい。
評価;A
妖しい美しさで王エロドの心を奪ってはなさない王女サロメ.月光のもとでの宴の席上,7つのヴェイルの踊りとひきかえに,預言者ヨカナーンの生首を所望する.幻想の怪奇と文章の豊麗さで知られる世紀末文学の傑作.R.シュトラウスのオペラ「サロメ」の原典にもなった.幻想的な美しさで話題を呼んだビアズレーの挿画をすべて収録。(Amazon)
なんだ、この素晴らしき真っ黒な世界は。
すでに何が理由でこの本を読んだのか、記憶にない。
あるのはただ壮絶な死に様、美しき妖しきサロメとヨカナーンの記憶。
ヨカナーンに迫るサロメが変態オヤジ化してるんですけど。
・・・・・あぁ、まともな感想かけなくてゴメンナサイ。この世界観大好きなのですが、難しすぎて私には語れないのです。(しかも今手元に本ないし。)
とにかく綺麗。残酷であり、それが綺麗。
綺麗な話は素晴らしい。
51冊目『鈍色の離宮―レマイユの吸血鬼』
2007年2月6日 読書
『鈍色の離宮―レマイユの吸血鬼』真堂 樹(コバルト文庫) ’06 10/19
評価;B
「レマイユの吸血鬼」シリーズ第三巻。
古のヴァンピルが棲んだと伝えられる辺境侯領について、近ごろ噂が流れていた。魔術侯と呼ばれる辺境侯ルドルフの使う得体の知れない魔法で、領民が屍肉を食らう魔物に変じている、というもの。魔物退治に精を出すイブ・アントアーヌとしては、魔物を生み育てられてはかなわない。いっそのこと出所に赴こうかと思った時、現れたのはジェラール・オーギュスト。癪にさわる王子殿下だった。
第二王子ジェラールは国王に疎んじられてか、魔術侯の出迎えという危険な任務を押しつけられる。吸血鬼の血を引くレマイユ伯イブは、ジェラールと同行することになり…。耽美王宮ファンタジー!(Amazon紹介文)
ジェラールの過去話の回・・・・・・・・・・・・だったらしい・・・。
評価;B
「レマイユの吸血鬼」シリーズ第三巻。
古のヴァンピルが棲んだと伝えられる辺境侯領について、近ごろ噂が流れていた。魔術侯と呼ばれる辺境侯ルドルフの使う得体の知れない魔法で、領民が屍肉を食らう魔物に変じている、というもの。魔物退治に精を出すイブ・アントアーヌとしては、魔物を生み育てられてはかなわない。いっそのこと出所に赴こうかと思った時、現れたのはジェラール・オーギュスト。癪にさわる王子殿下だった。
第二王子ジェラールは国王に疎んじられてか、魔術侯の出迎えという危険な任務を押しつけられる。吸血鬼の血を引くレマイユ伯イブは、ジェラールと同行することになり…。耽美王宮ファンタジー!(Amazon紹介文)
ジェラールの過去話の回・・・・・・・・・・・・だったらしい・・・。
50冊目『堕天使の柩―レマイユの吸血鬼』
2007年2月6日 読書
『堕天使の柩―レマイユの吸血鬼』真堂 樹(コバルト文庫) ’06 10/14
評価;B
「レマイユの吸血鬼」シリーズ第二巻。
吸血鬼の血を引くレマイユ伯イブは、観劇の途中何者かに拉致されてしまう。犯人は、都を騒がせているならず者集団の“ヴァンピル党”。どうやらイブは、アンジュ公爵家子息シャルルと間違われたらしい。アンジュ家では、近々親戚のコルニション伯に家名を譲ることになっていた。難を逃れたイブは、第二王子ジェラールに、コルニションを捕まえる手助けをして欲しいと頼まれるが…。(Amazon紹介文)
正直「堕天使」は関係ありません。(残念)
評価;B
「レマイユの吸血鬼」シリーズ第二巻。
吸血鬼の血を引くレマイユ伯イブは、観劇の途中何者かに拉致されてしまう。犯人は、都を騒がせているならず者集団の“ヴァンピル党”。どうやらイブは、アンジュ公爵家子息シャルルと間違われたらしい。アンジュ家では、近々親戚のコルニション伯に家名を譲ることになっていた。難を逃れたイブは、第二王子ジェラールに、コルニションを捕まえる手助けをして欲しいと頼まれるが…。(Amazon紹介文)
正直「堕天使」は関係ありません。(残念)
49冊目『薔薇の接吻―レマイユの吸血鬼』
2007年2月6日 読書
『薔薇の接吻―レマイユの吸血鬼』真堂 樹(コバルト文庫) ’06 10/12
評価;B
「レマイユの吸血鬼」シリーズ第一巻。
花の都フォレ。王宮エヴァンタイユでは、このところ貴婦人が立て続けに殺され、吸血鬼の仕業との噂で持ちきりだった。事件解明にあたった第二王子のジェラールは、かつて吸血鬼退治の王命を受けたとされる“薔薇の騎士”の一族、レマイユ伯爵家の末裔を訪ねることに。レマイユ伯イブ・アントアーヌは、妖しいほどの美貌の青年。秘密劇場の舞台に立つ彼には、ある裏の顔があって…。(Amazon紹介文)
というお話。
二巻の「堕天使」というタイトルと、説明の「妖しいほどの美貌の青年」の言葉に惹かれて読みました。(ぉぃ)
なんというか・・・・・えー・・・BLですね。
以前読んでしまったものよりもだいぶ抑え目ではあるとは思うけれども、なかなか・・・。
評価;B
「レマイユの吸血鬼」シリーズ第一巻。
花の都フォレ。王宮エヴァンタイユでは、このところ貴婦人が立て続けに殺され、吸血鬼の仕業との噂で持ちきりだった。事件解明にあたった第二王子のジェラールは、かつて吸血鬼退治の王命を受けたとされる“薔薇の騎士”の一族、レマイユ伯爵家の末裔を訪ねることに。レマイユ伯イブ・アントアーヌは、妖しいほどの美貌の青年。秘密劇場の舞台に立つ彼には、ある裏の顔があって…。(Amazon紹介文)
というお話。
二巻の「堕天使」というタイトルと、説明の「妖しいほどの美貌の青年」の言葉に惹かれて読みました。(ぉぃ)
なんというか・・・・・えー・・・BLですね。
以前読んでしまったものよりもだいぶ抑え目ではあるとは思うけれども、なかなか・・・。
48冊目『むかしのはなし』
2007年2月6日 読書
『むかしのはなし』三浦 しをん(幻冬舎) ’06 10/3
評価;B
あと3か月で地球に隕石がぶつかりこの星が滅亡するとしたら、人々はどう生きるか。
というテーマに最後の方はなってきますが、日本昔話を元にした、というか語り変えた短編集です。
人類が生き残るのに必要だと思える人(学者とか)と、抽選で選ばれた人だけが宇宙船に乗れる。
私はどうするだろう。
・・・・・全然わからない。ってかあえて考えるのが怖いな。
評価;B
あと3か月で地球に隕石がぶつかりこの星が滅亡するとしたら、人々はどう生きるか。
というテーマに最後の方はなってきますが、日本昔話を元にした、というか語り変えた短編集です。
人類が生き残るのに必要だと思える人(学者とか)と、抽選で選ばれた人だけが宇宙船に乗れる。
私はどうするだろう。
・・・・・全然わからない。ってかあえて考えるのが怖いな。
47冊目『薬指の標本』
2007年2月6日 読書
『薬指の標本』小川 洋子(新潮文庫) ’06 9/27
評価;B
楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡…。人々が思い出の品々を持ち込む「標本室」で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴったりで、そしてわたしは…。奇妙な、そしてあまりにもひそやかなふたりの愛。恋愛の痛みと恍惚を透明感漂う文章で描いた珠玉の二篇。(Amazonより)
究極のSM・・・・・と言っていいのだろうか。
美しくあり、不気味でもあり、不思議な世界。
友達は「この本が理解できるし、本当に私も標本にしたいものがあった」と言っていました。
私には・・・・・まだ理解できないかな。
評価;B
楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡…。人々が思い出の品々を持ち込む「標本室」で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴったりで、そしてわたしは…。奇妙な、そしてあまりにもひそやかなふたりの愛。恋愛の痛みと恍惚を透明感漂う文章で描いた珠玉の二篇。(Amazonより)
究極のSM・・・・・と言っていいのだろうか。
美しくあり、不気味でもあり、不思議な世界。
友達は「この本が理解できるし、本当に私も標本にしたいものがあった」と言っていました。
私には・・・・・まだ理解できないかな。
46冊目『旅の写心館』
2007年2月6日 読書
『旅の写心館』星野 知子(講談社) ’06 9/22
評価;B
ファインダーの中は私だけの世界
「私はここよ、心を開いて」祈りながらシャッターを押す。何かが響きあって1枚の写真になる。そこに私の心が映し出されている。
いつもの自分より少し素直になれるのが旅。
「ざわめき」「ふたり」「働く」「待つ」「去る」「におい」……6つのエッセイと、旅先で撮りためた70点余の写真を収録。
というのがAmazonの紹介文。
正直どんな本だったのか忘れてしまいました・・・。
「続きを読んでみたい!」との感想を持った・・・・・・・・・・・・・・・らしい。(ぉぃ)
評価;B
ファインダーの中は私だけの世界
「私はここよ、心を開いて」祈りながらシャッターを押す。何かが響きあって1枚の写真になる。そこに私の心が映し出されている。
いつもの自分より少し素直になれるのが旅。
「ざわめき」「ふたり」「働く」「待つ」「去る」「におい」……6つのエッセイと、旅先で撮りためた70点余の写真を収録。
というのがAmazonの紹介文。
正直どんな本だったのか忘れてしまいました・・・。
「続きを読んでみたい!」との感想を持った・・・・・・・・・・・・・・・らしい。(ぉぃ)
45冊目『海 Dreaming Blue』
2007年2月5日 読書
『海 Dreaming Blue』文 吉元由美 写真 中村康夫(KKベストセラーズ)
評価;B
美しい海の写真、そしてその写真にちなんだ文章。フォトエッセイ集というのかな?
海の写真がほんっとうに綺麗です。綺麗過ぎます。
評価;B
美しい海の写真、そしてその写真にちなんだ文章。フォトエッセイ集というのかな?
海の写真がほんっとうに綺麗です。綺麗過ぎます。
44冊目『月のオデッセイ』
2007年2月5日 読書
『月のオデッセイ』三枝 克之(リトル・モア) ’06 9/18
評価;B
読んでから気付いたのですが、この著者さん『恋ノウタ』書いた人だったんですね。
『月のオデッセイ』
その名の通り、月が世界各地を旅しているのです。
つまり、世界各地の月の物語を引用した短編です。
うん、これは面白い。月ってやっぱり素敵だわ。
評価;B
読んでから気付いたのですが、この著者さん『恋ノウタ』書いた人だったんですね。
『月のオデッセイ』
その名の通り、月が世界各地を旅しているのです。
つまり、世界各地の月の物語を引用した短編です。
うん、これは面白い。月ってやっぱり素敵だわ。
43冊目『少年と少女のポルカ』
2007年2月4日 読書
『少年と少女のポルカ』藤野 千夜(ベネッセ) ’06 9/7
評価;B
恋するオトコと悩めるオトメ
男が好きなトシヒコ、女になりたいヤマダ、電車に乗れないミカコ。心と身体の違和感にふるえる3人の高校生を鮮烈に描く、新感覚の青春小説。
男子校へ通うトシヒコは陸上部のリョウに恋してる。同級生のヤマダは「間違った身体に生まれたから」と女性ホルモンを注射する。幼なじみのミカコは突然、怖くて電車に乗れなくなった。心と身体の「違和感」にふるえる3人の青春を軽妙に描く表題作に、「午後の時間割」(海燕新人賞)を併録した芥川賞作家の作品集。
というのが、Amazonでのこの本の紹介文です。
起承転結がはっきりしていないというか、盛り上がりの場面がないというか、そういう点は今までに読んだことのあるこの作者さんの作品に共通するところがありますね。
でもそれがかえって、日常の一場面を切り出している感じで、内容が内容ではありますが、リアリティーも感じられます。
「午後の時間割」の方ですが、好きな男がゲイってわかる女の衝撃ってどういうものなんでしょうね・・・。
・・・っていうか、私もちょっと今なんというか、相手があまりに女に興味なさすぎて、ふと頭の端の端に微かにその考えが過ぎってしまったりする時が本当にたまにあるのですが・・・・・・・・・・とんでもなくショックを受けるような気がする。好みは人それぞれという理屈なんか関係なく。
この作者さんの作品だから、そういうことも軽く書いているけど、意外と重い内容だと思う。
この作者さんの作品は、過去に二冊読んだことがあります。『夏の約束』と『ルート125』。
一度目も二度目も感じましたが、私はこの作者さんの作品と相性が良くありません。登場人物に好感が持てない。
すれてる登場人物が大嫌いです。
着眼点と話の構成の上手さは憧れますが、キャラクターが・・・・・きっとこの作者さんはリアリストなんだろうと思う。
でも私は小説には小説の世界があってもいいと思ってるから、そこが相容れないところなのかな。
評価;B
恋するオトコと悩めるオトメ
男が好きなトシヒコ、女になりたいヤマダ、電車に乗れないミカコ。心と身体の違和感にふるえる3人の高校生を鮮烈に描く、新感覚の青春小説。
男子校へ通うトシヒコは陸上部のリョウに恋してる。同級生のヤマダは「間違った身体に生まれたから」と女性ホルモンを注射する。幼なじみのミカコは突然、怖くて電車に乗れなくなった。心と身体の「違和感」にふるえる3人の青春を軽妙に描く表題作に、「午後の時間割」(海燕新人賞)を併録した芥川賞作家の作品集。
というのが、Amazonでのこの本の紹介文です。
起承転結がはっきりしていないというか、盛り上がりの場面がないというか、そういう点は今までに読んだことのあるこの作者さんの作品に共通するところがありますね。
でもそれがかえって、日常の一場面を切り出している感じで、内容が内容ではありますが、リアリティーも感じられます。
「午後の時間割」の方ですが、好きな男がゲイってわかる女の衝撃ってどういうものなんでしょうね・・・。
・・・っていうか、私もちょっと今なんというか、相手があまりに女に興味なさすぎて、ふと頭の端の端に微かにその考えが過ぎってしまったりする時が本当にたまにあるのですが・・・・・・・・・・とんでもなくショックを受けるような気がする。好みは人それぞれという理屈なんか関係なく。
この作者さんの作品だから、そういうことも軽く書いているけど、意外と重い内容だと思う。
この作者さんの作品は、過去に二冊読んだことがあります。『夏の約束』と『ルート125』。
一度目も二度目も感じましたが、私はこの作者さんの作品と相性が良くありません。登場人物に好感が持てない。
すれてる登場人物が大嫌いです。
着眼点と話の構成の上手さは憧れますが、キャラクターが・・・・・きっとこの作者さんはリアリストなんだろうと思う。
でも私は小説には小説の世界があってもいいと思ってるから、そこが相容れないところなのかな。
42冊目『PEACE MAKER鐵 ―「剣」・「闘」―』
2007年2月4日 読書『PEACE MAKER鐵 ―「剣」・「闘」―』 葉内 良智(マッグガーデン) ’06 9/4
評価;C
漫画『PEACE MAKER鐵』(黒野奈々絵)のノベライズ。
うーん、誤植が多い。勘弁してくれ。
やっぱり漫画の方がいいかな。
あの作品は絵の上手さも魅力の一つだから。
早く連載再開してほしいな。
『Vassalord.』もとても好みだけれども。
評価;C
漫画『PEACE MAKER鐵』(黒野奈々絵)のノベライズ。
うーん、誤植が多い。勘弁してくれ。
やっぱり漫画の方がいいかな。
あの作品は絵の上手さも魅力の一つだから。
早く連載再開してほしいな。
『Vassalord.』もとても好みだけれども。
39冊目『マルタ・サギーは探偵ですか?』
2007年2月4日 読書
『マルタ・サギーは探偵ですか?』野梨原 花南(富士見ミステリー文庫) ’06 6/22
評価;C
平凡な少年、鷺井丸太が名探偵マルタ・サギーになる!
気紛れで入ったコンビニで鷺井丸太は見知らぬ少年に声をかけられる。「お前もカード使いなんだろ?」。異能の〈カード使い〉として異世界にとばされた丸太。手にしているのは〈名探偵〉のカードただ一枚だった……
彼の名前はマルタ・サギー。本当は少し違うけれど、オスタスに来てからはそう呼ばれている。職業は『名探偵』。けれど推理はしないし、できない。マルタにあるのは“事件を強制的に終結”させる力だけ。彼がその力を行使すると“世界の法則さえ捻じ曲げて事態が解決”してしまうのだ。「だってどんな世界でも働かなきゃ、生きていけないし。僕にできるのは『名探偵』だけだし」完璧な探偵であり、同時に全く探偵でないマルタ・サギーは、如何にして『名探偵』になったのか?彼の“秘匿されている”過去が、そして宿命の好敵手、怪盗ドクトル・バーチとの出会いの顛末が、今初めて明らかになる!マルタは、へらりと笑う。「不安なのは、どこでだって一緒だ。だから新しい世界で、僕はどんな僕になろうか考えたのさ」。
というのがAmazonの紹介文。
えーと、特に感想はありません。(ぉぃ)
評価;C
平凡な少年、鷺井丸太が名探偵マルタ・サギーになる!
気紛れで入ったコンビニで鷺井丸太は見知らぬ少年に声をかけられる。「お前もカード使いなんだろ?」。異能の〈カード使い〉として異世界にとばされた丸太。手にしているのは〈名探偵〉のカードただ一枚だった……
彼の名前はマルタ・サギー。本当は少し違うけれど、オスタスに来てからはそう呼ばれている。職業は『名探偵』。けれど推理はしないし、できない。マルタにあるのは“事件を強制的に終結”させる力だけ。彼がその力を行使すると“世界の法則さえ捻じ曲げて事態が解決”してしまうのだ。「だってどんな世界でも働かなきゃ、生きていけないし。僕にできるのは『名探偵』だけだし」完璧な探偵であり、同時に全く探偵でないマルタ・サギーは、如何にして『名探偵』になったのか?彼の“秘匿されている”過去が、そして宿命の好敵手、怪盗ドクトル・バーチとの出会いの顛末が、今初めて明らかになる!マルタは、へらりと笑う。「不安なのは、どこでだって一緒だ。だから新しい世界で、僕はどんな僕になろうか考えたのさ」。
というのがAmazonの紹介文。
えーと、特に感想はありません。(ぉぃ)
38冊目『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』
2007年2月4日 読書
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』テッド・エリオット/テリー・ロッシオ/ジェイ・ウォルパート脚本 鈴木玲子ノヴェライズ(竹書房文庫) ’06 6/18
評価;C
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のノベライズ版です。
流れは一緒だけど、映画よりも台詞は多い。
ジャックが結構普通の人でちょっと残念。
ウィル、ジャックのこと好きだなぁ。
そういえば、ジャックの少年時代を書いた「PotC」の小説を買ったけども、途中で挫折してるな・・・。読まないと。
シメでこう言うのもなんですが、
やっぱり映画の方がいいです。
評価;C
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のノベライズ版です。
流れは一緒だけど、映画よりも台詞は多い。
ジャックが結構普通の人でちょっと残念。
ウィル、ジャックのこと好きだなぁ。
そういえば、ジャックの少年時代を書いた「PotC」の小説を買ったけども、途中で挫折してるな・・・。読まないと。
シメでこう言うのもなんですが、
やっぱり映画の方がいいです。
37冊目『メメント・モーリ』
2007年2月3日 読書
『メメント・モーリ』おの りえん(評論社) ’06 6/5
評価;A
両親からの過度の期待を背負い押しつぶされそうになっていた平凡な少女ほほは、「望まないと行けない」というある国(ある世界)に来てしまった。この国で、端正な顔立ちをした鬼のヨロイ、ぬるぬるした爬虫類のような生き物のフロー・ヒールらと知り合う。十歳の誕生日で自分は何になりたいかを言う『十年儀式』で、この国の王と女王の一人息子であるモーリは口を開かなかった。そのため、この国では、時が止まり、この一日を毎日延々と繰り返している。昨日に戻ることもなく、そして明日に進むこともなく。
児童文学だからって甘く見ちゃいけない!これは面白い!!
読んでいることが楽しいんだ。
みんなが愛おしいんだ。
最後の詩がとても心に響く。
勇気と元気をもらえる。
母も、私がリビングに置いていたこの本をふいに手に取って、最後まで一気に読んでしまったらしい。(笑)
評価;A
両親からの過度の期待を背負い押しつぶされそうになっていた平凡な少女ほほは、「望まないと行けない」というある国(ある世界)に来てしまった。この国で、端正な顔立ちをした鬼のヨロイ、ぬるぬるした爬虫類のような生き物のフロー・ヒールらと知り合う。十歳の誕生日で自分は何になりたいかを言う『十年儀式』で、この国の王と女王の一人息子であるモーリは口を開かなかった。そのため、この国では、時が止まり、この一日を毎日延々と繰り返している。昨日に戻ることもなく、そして明日に進むこともなく。
児童文学だからって甘く見ちゃいけない!これは面白い!!
読んでいることが楽しいんだ。
みんなが愛おしいんだ。
最後の詩がとても心に響く。
勇気と元気をもらえる。
母も、私がリビングに置いていたこの本をふいに手に取って、最後まで一気に読んでしまったらしい。(笑)
『魔王』伊坂 幸太郎(講談社) ’06 5/26
評価;B
諸君はこの颯爽たる
諸君の未来圏から吹いて来る
透明な清潔な風を感じないのか
「生徒諸君に寄せる」という宮沢賢治の詩の一節。
この三行の言葉を掲げ颯爽と現れた犬養という政治家。
大衆を先導・扇動するカリスマ性を持ち合わせている。
かくも簡単にわが国はファシズムと化すのか。
自らの特別な能力を用い、命を懸けてその恐怖と闘う安藤・兄。
そして、弟の物語。
これ読んだ後、宮沢賢治の詩集を数ページ読んでみましたが、普通に挫折しました。
詩はわからん。
・・・感想全く書いてませんが、終わらせてください。っていうか、だいぶ前に読んだ本なんで、内容あんまり覚えてないんですよぅ・・・。
評価;B
諸君はこの颯爽たる
諸君の未来圏から吹いて来る
透明な清潔な風を感じないのか
「生徒諸君に寄せる」という宮沢賢治の詩の一節。
この三行の言葉を掲げ颯爽と現れた犬養という政治家。
大衆を先導・扇動するカリスマ性を持ち合わせている。
かくも簡単にわが国はファシズムと化すのか。
自らの特別な能力を用い、命を懸けてその恐怖と闘う安藤・兄。
そして、弟の物語。
これ読んだ後、宮沢賢治の詩集を数ページ読んでみましたが、普通に挫折しました。
詩はわからん。
・・・感想全く書いてませんが、終わらせてください。っていうか、だいぶ前に読んだ本なんで、内容あんまり覚えてないんですよぅ・・・。
35冊目『生協の白石さん』
2006年12月10日 読書
『生協の白石さん』白石昌則 東京農工大学の学生の皆さん(講談社) ’06 5/25
評価;B
いっとき話題になりましたねー。
古本屋で見つけて買ってみた本です。
慎吾くんの「最強の白取さん」のイメージで、白石さんは女の方だと思ってました。
とにかく白石さんが素敵すぎます。
こんな人になりたい。
評価;B
いっとき話題になりましたねー。
古本屋で見つけて買ってみた本です。
慎吾くんの「最強の白取さん」のイメージで、白石さんは女の方だと思ってました。
とにかく白石さんが素敵すぎます。
こんな人になりたい。
34冊目『まほろ駅前多田便利軒』
2006年12月8日 読書
『まほろ駅前多田便利軒』三浦 しをん(文藝春秋) ’06 5/23
評価;C
出版社 / 著者からの内容紹介
東京のはずれに位置する‘まほろ市’の駅前にある便利屋「多田便利軒」に舞いこむ依頼はどこかきな臭い。多田と行天コンビの魅力満点の連作集!
内容(「BOOK」データベースより)
東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか。痛快無比。開巷有益。やがて切ない便利屋物語。
以上本の紹介でした。
直木賞取った作品らしいです。
ところで、三浦しをんさんの作品では、私は『月魚』が大好きです。
静かで少し物悲しく、けれど確かに温かみの含まれる、あの作品の空気がとても好きなんです。
で、今回の作品。
うーん、正直、あんまり印象に残ってないんですよね・・・。
半年前だからというのもあるかもしれないけれど、それにしても印象が薄い。
『月魚』と大違いなんですよね。
それでも、主人公達の過去にあぁいう設定を持ってくるのは、やっぱり面白い。
印象に残らなかった原因は何だろう。
おそらく、私にとって魅力的な登場人物があまりいなかったことではないかと。
確かに背景が面白いけれど、あくまで面白いにとどまっちゃって、感情移入してなかったのかも。
感想としては、良くも悪くも「面白い」の一言なのです。
ただ、この作品、終わり方が、「あぁ、しをんさんだな」って思いました。ねぇ。
評価;C
出版社 / 著者からの内容紹介
東京のはずれに位置する‘まほろ市’の駅前にある便利屋「多田便利軒」に舞いこむ依頼はどこかきな臭い。多田と行天コンビの魅力満点の連作集!
内容(「BOOK」データベースより)
東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか。痛快無比。開巷有益。やがて切ない便利屋物語。
以上本の紹介でした。
直木賞取った作品らしいです。
ところで、三浦しをんさんの作品では、私は『月魚』が大好きです。
静かで少し物悲しく、けれど確かに温かみの含まれる、あの作品の空気がとても好きなんです。
で、今回の作品。
うーん、正直、あんまり印象に残ってないんですよね・・・。
半年前だからというのもあるかもしれないけれど、それにしても印象が薄い。
『月魚』と大違いなんですよね。
それでも、主人公達の過去にあぁいう設定を持ってくるのは、やっぱり面白い。
印象に残らなかった原因は何だろう。
おそらく、私にとって魅力的な登場人物があまりいなかったことではないかと。
確かに背景が面白いけれど、あくまで面白いにとどまっちゃって、感情移入してなかったのかも。
感想としては、良くも悪くも「面白い」の一言なのです。
ただ、この作品、終わり方が、「あぁ、しをんさんだな」って思いました。ねぇ。