13冊目『陰陽師 付喪神ノ巻』
2006年3月5日 読書
『陰陽師 付喪神ノ巻』夢枕 獏(文春文庫) ’06 3/2
評価;A
蘆屋道満登場。
晴明の弟子としてでも登場するのかと思っていたら、
晴明の先輩みたいな位置の人物として出てきましたね。
(これじゃ晴明を出し抜いて殺すっていうあの有名なエピソードは
使えませんねぇ)
でもかなり今後の活躍(?)に期待がかかるキャラクターです。
一体どういう風に晴明と博雅の邪魔をして危機に陥れるのか!?(笑)
今回の巻は、いままでにも増して晴明と博雅が仲良さげな気がします。
「ばか」言う晴明は大変可愛らしかったです。(笑)
いつか二人の出会いは書かれるのかな?
どうでもいいですが、この本が私が去年の春から読んだ本
通算100冊目のようです。約1年で100冊かぁ。意外とかかるもんですね。
評価;A
蘆屋道満登場。
晴明の弟子としてでも登場するのかと思っていたら、
晴明の先輩みたいな位置の人物として出てきましたね。
(これじゃ晴明を出し抜いて殺すっていうあの有名なエピソードは
使えませんねぇ)
でもかなり今後の活躍(?)に期待がかかるキャラクターです。
一体どういう風に晴明と博雅の邪魔をして危機に陥れるのか!?(笑)
今回の巻は、いままでにも増して晴明と博雅が仲良さげな気がします。
「ばか」言う晴明は大変可愛らしかったです。(笑)
いつか二人の出会いは書かれるのかな?
どうでもいいですが、この本が私が去年の春から読んだ本
通算100冊目のようです。約1年で100冊かぁ。意外とかかるもんですね。
12冊目『陰陽師 飛天ノ巻』
2006年3月4日 読書
『陰陽師 飛天ノ巻』夢枕 獏(文春文庫) ’06 2/27
評価;A
相変わらずこの二人の物語は面白いし、
自分の気持ちを率直に表現していることが読んでいて清々しい。
こんなちょっと間違えば恥ずかしくてたまらなくなるような、
または詭弁とも取れるような言葉でも、
この二人が互いに交わしている言葉であればそれは真実なのです。
この関係が、読んでいて楽しく、また少し羨ましくもある。
ちなみに今回の『飛天の巻』の中で私が一番好きな話は
「鬼小町」です。
や、この辺に私の性格の悪さが出てるのかもしれませんが、
アンハッピーエンドって結構好きなんですよね。(笑)
特に、書いている作品のほとんどがハッピーエンドである作家さんのとか。
まぁ、今回は、あの小野小町をこういう救われない鬼として
登場させた意外性に驚嘆したためでもありますけどね。
面白かったです。
評価;A
相変わらずこの二人の物語は面白いし、
自分の気持ちを率直に表現していることが読んでいて清々しい。
「なんだか、おれは、みんなに馬鹿にされたような気がするよ」
「そんなことはない。みんな、おまえのことが好きなのだ。兼家殿も、超子殿もな。そして、おれもだ。だから、おまえに気をつかったのだよ。(中略)」
「晴明よ、おまえは、おれをなぐさめてくれているのだろうが、おれは嬉しくない」
「嬉しがることはないが、哀しくなることはない。おまえは、皆にとって、必要な人間なのだ。おれにとってもな――」
「うむ」
「おまえは、ほんとうに、よい漢(おとこ)だからな」
晴明は言った。
「やはり、嬉しくない」
博雅は複雑な表情でつぶやいた。
晴明は困ったように頭を掻いた。
「飲むか」
「飲む」
そうしてふたりは、またほろほろと酒を飲みはじめたのであった。
(本文P.150,151より引用)
こんなちょっと間違えば恥ずかしくてたまらなくなるような、
または詭弁とも取れるような言葉でも、
この二人が互いに交わしている言葉であればそれは真実なのです。
この関係が、読んでいて楽しく、また少し羨ましくもある。
ちなみに今回の『飛天の巻』の中で私が一番好きな話は
「鬼小町」です。
や、この辺に私の性格の悪さが出てるのかもしれませんが、
アンハッピーエンドって結構好きなんですよね。(笑)
特に、書いている作品のほとんどがハッピーエンドである作家さんのとか。
まぁ、今回は、あの小野小町をこういう救われない鬼として
登場させた意外性に驚嘆したためでもありますけどね。
面白かったです。
11冊目『新版 指輪物語〈2〉旅の仲間 上2』
2006年2月22日 読書
『新版 指輪物語〈2〉旅の仲間 上2』J.R.R.トールキン 瀬田貞二・田中明子訳(評論社) ’06 2/22
評価;B
ようやく馳夫(アラゴルン)の登場です。
いやー、映画公開時母からアラゴルンのこの名前(馳夫)を
聞かされた時は耳を疑いましたね。
「なんだよ、ハセオって・・・!!」って。
トールキンの意志で、翻訳する場合はその国の言葉で訳すよう
指示されているので、そのままカタカナで書かれている人名地名
物の名前もあれば、「馳夫(Strider)」「野伏(Ranger)」
「つらぬき丸(Sting)」みたいな訳になったりもします。
よく考えれば難しい翻訳ですよねぇ。
さてさて、上でも言いましたが、今回アラゴルンが初登場です。
しかし、映画での麗しい姿を想像するのが難しくなるぐらい
ゴリラ顔をしています(挿絵)。必死でヴィゴを思い浮かべて
頑張りました。(?)
えー、アラゴルンは威厳たっぷりにお馬鹿な気もする。
「あんたさっきと言ってること違うじゃん!」ってのがちょこちょこ
あったような気もしますが、まぁそこはご愛敬ということに
しておきましょう。
芯は強い男・・・だよね?
今後の活躍に期待です。
さぁ、次巻は裂け谷!
ボロミア、レゴラスも登場してようやっと旅の仲間結成ですね。
人間(アラゴルン、ボロミア、エオメルetc)が大好きな私には
実は1,2巻はホビットばっかりで読むのがちょっと退屈だったのですが、
これからはもっと進みやすくなるかも?
・・・大学の友達は「二つの塔」で挫折したと言ってたけどね。
評価;B
ようやく馳夫(アラゴルン)の登場です。
いやー、映画公開時母からアラゴルンのこの名前(馳夫)を
聞かされた時は耳を疑いましたね。
「なんだよ、ハセオって・・・!!」って。
トールキンの意志で、翻訳する場合はその国の言葉で訳すよう
指示されているので、そのままカタカナで書かれている人名地名
物の名前もあれば、「馳夫(Strider)」「野伏(Ranger)」
「つらぬき丸(Sting)」みたいな訳になったりもします。
よく考えれば難しい翻訳ですよねぇ。
さてさて、上でも言いましたが、今回アラゴルンが初登場です。
しかし、映画での麗しい姿を想像するのが難しくなるぐらい
ゴリラ顔をしています(挿絵)。必死でヴィゴを思い浮かべて
頑張りました。(?)
えー、アラゴルンは威厳たっぷりにお馬鹿な気もする。
「あんたさっきと言ってること違うじゃん!」ってのがちょこちょこ
あったような気もしますが、まぁそこはご愛敬ということに
しておきましょう。
芯は強い男・・・だよね?
今後の活躍に期待です。
さぁ、次巻は裂け谷!
ボロミア、レゴラスも登場してようやっと旅の仲間結成ですね。
人間(アラゴルン、ボロミア、エオメルetc)が大好きな私には
実は1,2巻はホビットばっかりで読むのがちょっと退屈だったのですが、
これからはもっと進みやすくなるかも?
・・・大学の友達は「二つの塔」で挫折したと言ってたけどね。
10冊目『気ままにアイルランド東部・南部の旅』
2006年2月13日 読書9冊目『「千と千尋の神隠し」のことばと謎』
2006年2月13日 読書『「千と千尋の神隠し」のことばと謎』佐々木 隆(国書刊行会) ’06 2/4
評価;B
以前録画した「猫の恩返し」のダビング作業をしている時に、
何故かふと「千と千尋の神隠し」の映画に込められた意味が
知りたくなり、図書館で借りた本です。
市立の図書館には置いてなかったから学校の図書館で借りました。
学校に置いてるってことはそれなりに権威のある著者の本
なんでしょうかね。
期待していたものが多く得られました。
著者が多数の文献を参考にしているので、根拠も理解できるし、
同時に宮崎監督の知識の広さにも感心する。
「千と千尋の神隠し」には、神話から人間の本質から文化など
様々な要素が盛り込まれていることがよくわかる。
ただ、まぁ内容とはあまり関係ないのですが、誤字脱字が多い・・・。
せめて主題歌ぐらい正確に書いて欲しいものです。それは失礼ですよ。
「それは深読みしすぎ・・・」といった部分がなきにしもあらずでしたが、
なかなか興味深い本でした。
評価;B
以前録画した「猫の恩返し」のダビング作業をしている時に、
何故かふと「千と千尋の神隠し」の映画に込められた意味が
知りたくなり、図書館で借りた本です。
市立の図書館には置いてなかったから学校の図書館で借りました。
学校に置いてるってことはそれなりに権威のある著者の本
なんでしょうかね。
期待していたものが多く得られました。
著者が多数の文献を参考にしているので、根拠も理解できるし、
同時に宮崎監督の知識の広さにも感心する。
「千と千尋の神隠し」には、神話から人間の本質から文化など
様々な要素が盛り込まれていることがよくわかる。
ただ、まぁ内容とはあまり関係ないのですが、誤字脱字が多い・・・。
せめて主題歌ぐらい正確に書いて欲しいものです。それは失礼ですよ。
「それは深読みしすぎ・・・」といった部分がなきにしもあらずでしたが、
なかなか興味深い本でした。
8冊目『絵本 千の風になって』
2006年2月10日 読書
『絵本 千の風になって』新井満著、佐竹美保絵(理論社) ’06 1/29
評価;D
『千の風になって』新井満(講談社)の方を
先に読んだので、どうもくどく感じてしまいました。
しかもインターネットで、作者はこの人、と断定されている
ページを見てからこの本を読むと、ますます「・・・・・」な気分です。
私個人としては、詩が訳者の一存で限定されているような気がして
あまり好みではありません。
評価;D
『千の風になって』新井満(講談社)の方を
先に読んだので、どうもくどく感じてしまいました。
しかもインターネットで、作者はこの人、と断定されている
ページを見てからこの本を読むと、ますます「・・・・・」な気分です。
私個人としては、詩が訳者の一存で限定されているような気がして
あまり好みではありません。
7冊目『千の風になって』
2006年2月8日 読書
『千の風になって』新井 満(講談社) ’06 1/29
評価;A
この詩をご存じでしょうか?
もしかしたら、この本の著者・新井満氏の日本語訳の方が聞き覚えが
あるかもしれません。
感動的な詩ですよね。
実はこの詩を知ったのはある二次創作サイトなんですが、
この本を図書館から借りて帰ってきて、本をリビングのソファーの上に
置いておいたら母が異様に反応して、何かと思ったら、
宝塚歌劇団のチャリティーコンサートでこの詩が歌われたそうなのです。
で、母がそのDVDを見せてくれたのですが(強制的に見せられた、と言っても
過言ではないですけど。笑)、歌もまたいいんですよ。
覚えやすいメロディーですし。(新井さんは多方面の芸術家さんなので、
自ら作詞作曲した「千の風になって」の歌を歌ってポニーキャニオンから
CDも出されているようです。)
原作者についてはここでは言及しません。
何が本当で何が違うのかなんて私にはわかりませんから。
この本の著者が書いている文章(詩よりもこっちの方が長い)にも、
なかなか感動的なことが書いてあります。
特に著者の奥さんの言葉がジーンと来ました。
「ナマコだけはやめてください」。きっと奥さんは生まれ変わっても
この旦那さんについて行かれるおつもりなんだろうな、と。
なにはともあれ、素敵な詩です。
評価;A
a thousand winds
Do not stand at my grave and weep;
I am not there,I do not sleep.
I am a thousand winds that blow.
I am the diamond glints on snow.
I am the sunlight on ripened grain.
I am the gentle autumn’s rain.
When you awaken in the morning’s hush,
I am the swift uplifting rush
Of quiet birds in circled flight.
I am the soft stars that shine at night.
Do not stand at my grave and cry;
I am not there,I did not die.
この詩をご存じでしょうか?
もしかしたら、この本の著者・新井満氏の日本語訳の方が聞き覚えが
あるかもしれません。
千の風になって
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています
秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬にはダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています
千の風に 千の風になって
あの 大きな空を 吹きわたっています
あの 大きな空を 吹きわたっています
感動的な詩ですよね。
実はこの詩を知ったのはある二次創作サイトなんですが、
この本を図書館から借りて帰ってきて、本をリビングのソファーの上に
置いておいたら母が異様に反応して、何かと思ったら、
宝塚歌劇団のチャリティーコンサートでこの詩が歌われたそうなのです。
で、母がそのDVDを見せてくれたのですが(強制的に見せられた、と言っても
過言ではないですけど。笑)、歌もまたいいんですよ。
覚えやすいメロディーですし。(新井さんは多方面の芸術家さんなので、
自ら作詞作曲した「千の風になって」の歌を歌ってポニーキャニオンから
CDも出されているようです。)
原作者についてはここでは言及しません。
何が本当で何が違うのかなんて私にはわかりませんから。
この本の著者が書いている文章(詩よりもこっちの方が長い)にも、
なかなか感動的なことが書いてあります。
特に著者の奥さんの言葉がジーンと来ました。
「ナマコだけはやめてください」。きっと奥さんは生まれ変わっても
この旦那さんについて行かれるおつもりなんだろうな、と。
なにはともあれ、素敵な詩です。
6冊目『気ままにアイルランド西部の旅』
2006年1月30日 読書『気ままにアイルランド西部の旅』写真 村松俊一・文 中谷せつ子(ART BOX) ’06 1/29
評価;B
今年5冊目に読んだ『パリのカフェで』と同じ理由で
手に取った本です。港町を求めて。(笑)
で、で、で!なんという奇跡!
私の理想に限りなく近い町がこの本に紹介されてました!
アイルランドはイニシュモア島!
緑に溢れその中を石垣の小径が走り、海の近くには昔のお墓と
「Dead Church」と呼ばれる廃墟と化した教会。
町中には真っ白の壁のお土産物やさんや海を臨む白いテラスのレストラン、
島の玄関口である港には透き通る海で、フェリーや漁船が行き来する。
「ここだ・・・!」と感動しましたね。
資料探し2冊目の本で出会えるとは正直考えてなかったのですが、
運命とは分からないもの・・・。(笑)
・・・・・ま、『パリのカフェで』でも書いたけれど、
やっぱり民族性の問題があるから、舞台をどこにするのかはまだ
未定ですけどね。あぁ、じゃあ、主人公の日本人をアイルランドに
引っ越しさせるとか?それなら民族特有の性格とかはクリア出来るかも。
・・・でも現地で現地人と絡ませたいんだよなぁ・・・。
うーん、難しい。
ちなみにこの本、何故かAmazonなどにも登録されていないようです。
レビュー出したかったのにー。
お二人でアイルランドを旅行されて、その課程を書かれています。
話し言葉的な文章も親しみがもてますし、写真も綺麗です。
現地でいろんな人と交流されている様子を読んでいると、
海外を旅行したいと強く思います。
でも、そのためには英語が最低限使えないといけないですよね・・・。
うー、英語の偏差値50ちょいの私には結構難しいかも。(汗)
評価;B
今年5冊目に読んだ『パリのカフェで』と同じ理由で
手に取った本です。港町を求めて。(笑)
で、で、で!なんという奇跡!
私の理想に限りなく近い町がこの本に紹介されてました!
アイルランドはイニシュモア島!
緑に溢れその中を石垣の小径が走り、海の近くには昔のお墓と
「Dead Church」と呼ばれる廃墟と化した教会。
町中には真っ白の壁のお土産物やさんや海を臨む白いテラスのレストラン、
島の玄関口である港には透き通る海で、フェリーや漁船が行き来する。
「ここだ・・・!」と感動しましたね。
資料探し2冊目の本で出会えるとは正直考えてなかったのですが、
運命とは分からないもの・・・。(笑)
・・・・・ま、『パリのカフェで』でも書いたけれど、
やっぱり民族性の問題があるから、舞台をどこにするのかはまだ
未定ですけどね。あぁ、じゃあ、主人公の日本人をアイルランドに
引っ越しさせるとか?それなら民族特有の性格とかはクリア出来るかも。
・・・でも現地で現地人と絡ませたいんだよなぁ・・・。
うーん、難しい。
ちなみにこの本、何故かAmazonなどにも登録されていないようです。
レビュー出したかったのにー。
お二人でアイルランドを旅行されて、その課程を書かれています。
話し言葉的な文章も親しみがもてますし、写真も綺麗です。
現地でいろんな人と交流されている様子を読んでいると、
海外を旅行したいと強く思います。
でも、そのためには英語が最低限使えないといけないですよね・・・。
うー、英語の偏差値50ちょいの私には結構難しいかも。(汗)
5冊目『パリのカフェで』
2006年1月30日 読書
『パリのカフェで』安井 道雄(出窓社) ’06 1/23
評価;B
パリのカフェを写した写真集です。
私としてはカラー写真も入れて“生の”パリのカフェも
見たかったなぁ、と思うのですが、この写真家さんは
写真全体で一つの作品ととらえている芸術家さんらしいので、
まぁ、白黒写真もきちんと意味があるんでしょう。
最近毎日毎日が暇すぎて、念願の小説でも書いてみようかなぁ、
ということで、資料にするために読んでみました。
でも、いろいろと問題が・・・。
舞台としてはアメリカを書きたかったんですが、
外国をほとんど知らない私が小説を書いた場合、
その登場人物たちが“アメリカ人”ではなく“日本人”に
なってしまうのではないか、との心配。
だからといって、私が舞台にしたかった、綺麗な海がある
穏やかな港町なんて日本にはないし・・・。
でもファンタジーには逃げたくない。
どっか妥協しなきゃなぁ・・・。(汗)
まぁ、それはおいといて。
この写真集見て、パリに行きたくなりました。
私は有名な観光名所よりも路地裏とか現地人の生活が
伝わってくる町中などが好きなので、パリの外周に近い
区画に行ってみたいです。
ただ、利用者は本当に現地人だけのようですから、カフェでは外国人を
受け入れてはくれないですかね。(苦笑)
まぁ、きっと町中ぶらぶら歩くだけで満足です。(笑)
評価;B
パリのカフェを写した写真集です。
私としてはカラー写真も入れて“生の”パリのカフェも
見たかったなぁ、と思うのですが、この写真家さんは
写真全体で一つの作品ととらえている芸術家さんらしいので、
まぁ、白黒写真もきちんと意味があるんでしょう。
最近毎日毎日が暇すぎて、念願の小説でも書いてみようかなぁ、
ということで、資料にするために読んでみました。
でも、いろいろと問題が・・・。
舞台としてはアメリカを書きたかったんですが、
外国をほとんど知らない私が小説を書いた場合、
その登場人物たちが“アメリカ人”ではなく“日本人”に
なってしまうのではないか、との心配。
だからといって、私が舞台にしたかった、綺麗な海がある
穏やかな港町なんて日本にはないし・・・。
でもファンタジーには逃げたくない。
どっか妥協しなきゃなぁ・・・。(汗)
まぁ、それはおいといて。
この写真集見て、パリに行きたくなりました。
私は有名な観光名所よりも路地裏とか現地人の生活が
伝わってくる町中などが好きなので、パリの外周に近い
区画に行ってみたいです。
ただ、利用者は本当に現地人だけのようですから、カフェでは外国人を
受け入れてはくれないですかね。(苦笑)
まぁ、きっと町中ぶらぶら歩くだけで満足です。(笑)
『陰陽師』夢枕 獏(文春文庫) ’05 1/20
評価;A
陰陽師の中でも殊更有名な安倍晴明と、その親友として
描かれている源博雅の二人を主人公とした小説。
淡々とした情景描写と会話のみで話が進み、心情の描写なんて
ほとんど(全く?)ないのですが、だからこそ小説の中で
主人公二人のゆっくりした“生きた”会話が浮きだっている。
この独特な緩慢さ、二人の関係性が大好きです。
評価;A
陰陽師の中でも殊更有名な安倍晴明と、その親友として
描かれている源博雅の二人を主人公とした小説。
淡々とした情景描写と会話のみで話が進み、心情の描写なんて
ほとんど(全く?)ないのですが、だからこそ小説の中で
主人公二人のゆっくりした“生きた”会話が浮きだっている。
この独特な緩慢さ、二人の関係性が大好きです。
3冊目『MOON CHILD―鎮魂歌(レクイエム)篇』
2006年1月27日 読書
『MOON CHILD―鎮魂歌(レクイエム)篇』Gackt(角川文庫) ’06 1/17
評価;A
映画『MOON CHILD』の続編・・・・・・・なんですか?
(いや、映画見たことないんで)
がっくんの初の小説。
読んでいる感じとしては個人HPで読む小説みたいでした。
や、なんか、登場人物たちのいい人っぷりがね、
やっぱりお話の中の人たちだなぁって・・・。
敵役が出て来ないんですよね。
それぞれが属する立場が違うから、そこには戦いが起こってしまう。
平和を求める現代人と共通する観念がそこには流れてるのですが、
最低でも自国の利益のみを考えて戦争を仕掛ける某大国とは全く違い、
個々が自分の守るべきもの、守るべき立場のために戦っている、
というところが(本来はそんな考えを持ってはいけないんだけれど、それでも
そういう世の中に育った私たちとっては、)非現実的に感じる。
・・・矛盾ですよねぇ。
舞台は2030年代の台湾。ここにはアジア経済の復興を目指すため、
アジア合同で、経済特区都市マレッパが作られた。
しかし、多くの移民を迎え入れたこの土地は、現地人、移民などの抗争が続き、
治安は悪化する一方であった。
そんな土地で生まれ育ったルポライターのリン・ケイヨウは毎日を無力に
生きていたが、 ある日孫定賢(ソン・ディンシェン)という男に出会い、
彼に惹かれ、生きる意味を見出していく。
そしてリンはルポライターの仕事を通して、多くの友人を得るが、
彼らはそれぞれ立場が違う上に、やがて抗争も激化し・・・。
ってな内容です。
映画を見てないから言えるのかも知れないけれど、私の中では
リン→木村さん、孫→中居さんに思えて仕方ないです。
で、副編集長が貴さん。(笑)
孫素敵です。めちゃくちゃ格好いい。
でも内面では結構弱いキャラだと思います。
だからこそ、普段は感情を隠した“冷たい目”をした人物でも、
心を許したリンの前では“無邪気”になれるんだと。
作中ではリンの孫好きっぷりがいっぱい描かれてます。
いや、リンだけではなく、孫もリンのことめちゃめちゃ好きみたいですけどね。
リンが日本へ出張に行くからしばらく会えないってなった時も、
孫はわざわざ空港まで見送りに来て、二人で別れを惜しんで泣いてるし、
リンは孫のことを“遠距離恋愛をしている恋人みたい”って評してるし。
仲がいいのね、お二人さん。(笑)
でも、そんな二人だからこそ、楽しい場面で微笑ましくさせてくれるかわりに、
切ない場面では読んでいるこちらまで辛く感じてしまう。
あぁ、この作品は感情移入しやすい小説なのかも。
どの登場人物にも感情移入してしまうからこそ、物語の世界に入っていけると同時に
全ての登場人物の感情を理解して第三者的な視線で見ることも出来る。
なかなか興味深い小説です。
評価;A
映画『MOON CHILD』の続編・・・・・・・なんですか?
(いや、映画見たことないんで)
がっくんの初の小説。
読んでいる感じとしては個人HPで読む小説みたいでした。
や、なんか、登場人物たちのいい人っぷりがね、
やっぱりお話の中の人たちだなぁって・・・。
敵役が出て来ないんですよね。
それぞれが属する立場が違うから、そこには戦いが起こってしまう。
平和を求める現代人と共通する観念がそこには流れてるのですが、
最低でも自国の利益のみを考えて戦争を仕掛ける某大国とは全く違い、
個々が自分の守るべきもの、守るべき立場のために戦っている、
というところが(本来はそんな考えを持ってはいけないんだけれど、それでも
そういう世の中に育った私たちとっては、)非現実的に感じる。
・・・矛盾ですよねぇ。
舞台は2030年代の台湾。ここにはアジア経済の復興を目指すため、
アジア合同で、経済特区都市マレッパが作られた。
しかし、多くの移民を迎え入れたこの土地は、現地人、移民などの抗争が続き、
治安は悪化する一方であった。
そんな土地で生まれ育ったルポライターのリン・ケイヨウは毎日を無力に
生きていたが、 ある日孫定賢(ソン・ディンシェン)という男に出会い、
彼に惹かれ、生きる意味を見出していく。
そしてリンはルポライターの仕事を通して、多くの友人を得るが、
彼らはそれぞれ立場が違う上に、やがて抗争も激化し・・・。
ってな内容です。
映画を見てないから言えるのかも知れないけれど、私の中では
リン→木村さん、孫→中居さんに思えて仕方ないです。
で、副編集長が貴さん。(笑)
孫素敵です。めちゃくちゃ格好いい。
でも内面では結構弱いキャラだと思います。
だからこそ、普段は感情を隠した“冷たい目”をした人物でも、
心を許したリンの前では“無邪気”になれるんだと。
作中ではリンの孫好きっぷりがいっぱい描かれてます。
いや、リンだけではなく、孫もリンのことめちゃめちゃ好きみたいですけどね。
リンが日本へ出張に行くからしばらく会えないってなった時も、
孫はわざわざ空港まで見送りに来て、二人で別れを惜しんで泣いてるし、
リンは孫のことを“遠距離恋愛をしている恋人みたい”って評してるし。
仲がいいのね、お二人さん。(笑)
でも、そんな二人だからこそ、楽しい場面で微笑ましくさせてくれるかわりに、
切ない場面では読んでいるこちらまで辛く感じてしまう。
あぁ、この作品は感情移入しやすい小説なのかも。
どの登場人物にも感情移入してしまうからこそ、物語の世界に入っていけると同時に
全ての登場人物の感情を理解して第三者的な視線で見ることも出来る。
なかなか興味深い小説です。
2冊目『The MANZAI 2』
2006年1月11日 読書
『The MANZAI 2』あさの あつこ(カラフル文庫) ’06 1/9
評価;B
今回は人間の暴力についてがテーマ。
直接的な暴力や精神的な暴力。
それらを見ることによって、歩は徐々に秋本の言葉を
受け入れていく。
つまり「人を思いっきり笑わせる」という言葉を。
と、ここまでが今回の巻の内容で、
笑わせる行為(簡単に言えば「漫才」)を実行するのは、
おそらく次の巻ですね。
なんか今回の巻は、1巻よりも笑いのセンスと女性向けの要素が
増しているように感じました。(笑)
次の巻も期待。
評価;B
今回は人間の暴力についてがテーマ。
直接的な暴力や精神的な暴力。
それらを見ることによって、歩は徐々に秋本の言葉を
受け入れていく。
つまり「人を思いっきり笑わせる」という言葉を。
と、ここまでが今回の巻の内容で、
笑わせる行為(簡単に言えば「漫才」)を実行するのは、
おそらく次の巻ですね。
なんか今回の巻は、1巻よりも笑いのセンスと女性向けの要素が
増しているように感じました。(笑)
次の巻も期待。
’06 1冊目『鳩の栖』
2006年1月7日 読書
『鳩の栖』長野 まゆみ(集英社文庫) ’06 1/7
評価;A
短編集。長野まゆみの五つの作品が収録されています。
共通するテーマは「静謐」。
透明感のある話ばかりです。
私個人としては、三作目の『栗樹―カスタネア』が一番好きです。
とても切なくて悲しい話。それでも暗いわけではなく。
全編を通して、暗い話は一つもないんですよ。
切ない内容だったりするのに、物語には明るさがある。
沈んだ話ではない。
長野作品の魅力の一つがふんだんに盛り込まれた短編集です。
評価;A
短編集。長野まゆみの五つの作品が収録されています。
共通するテーマは「静謐」。
透明感のある話ばかりです。
私個人としては、三作目の『栗樹―カスタネア』が一番好きです。
とても切なくて悲しい話。それでも暗いわけではなく。
全編を通して、暗い話は一つもないんですよ。
切ない内容だったりするのに、物語には明るさがある。
沈んだ話ではない。
長野作品の魅力の一つがふんだんに盛り込まれた短編集です。
87冊目『The MANZAI』
2005年12月30日 読書
『The MANZAI』あさの あつこ(カラフル文庫) ’05 12/30
評価;A
ある日瀬田歩(あゆむ)は転校先の同級生・秋本貴史から漫才の
コンビを組んでくれ、と交際(?)を申し込まれる。
最初は嫌がっていた歩だが、秋本や他のクラスメイトと
触れ合ううちに歩の気持ちにも変化が起こる。
そして、歩は秋本と共に文化祭で『ロミオとジュリエット』の
公演をすることになった。
しかし、それはただの劇ではなく、
漫才『ロミオとジュリエット』なのである。
「関西弁」と「お好み焼き」から、設定は大阪だと思ってたのですが、
それにしては言葉がおかしい?
まぁ、それを差し引いても面白かったですけどね。
自分を「普通」ではなく「特別」だと思ってくれる人がいること。
きっと誰しもの望みでもあるでしょうね。
性別なんて関係なく、そう思ってくれる人がいることは、すごく幸せなこと。
主人公が心を開いて、それに応えていく課程を読むと、
読み終わった後私も少し幸せな気持ちになれました。
評価;A
ある日瀬田歩(あゆむ)は転校先の同級生・秋本貴史から漫才の
コンビを組んでくれ、と交際(?)を申し込まれる。
最初は嫌がっていた歩だが、秋本や他のクラスメイトと
触れ合ううちに歩の気持ちにも変化が起こる。
そして、歩は秋本と共に文化祭で『ロミオとジュリエット』の
公演をすることになった。
しかし、それはただの劇ではなく、
漫才『ロミオとジュリエット』なのである。
「関西弁」と「お好み焼き」から、設定は大阪だと思ってたのですが、
それにしては言葉がおかしい?
まぁ、それを差し引いても面白かったですけどね。
自分を「普通」ではなく「特別」だと思ってくれる人がいること。
きっと誰しもの望みでもあるでしょうね。
性別なんて関係なく、そう思ってくれる人がいることは、すごく幸せなこと。
主人公が心を開いて、それに応えていく課程を読むと、
読み終わった後私も少し幸せな気持ちになれました。
86冊目『バッテリー?』
2005年12月30日 読書
『バッテリー?』あさの あつこ(角川文庫) ’05 12/25
評価;A
二人の関係には特に進展がないまま終わったこの巻ですが、
いろいろと面白いことになってます。
ちなみに私は瑞垣結構好きです。
門脇にコンプレックスを感じてる以上に彼は門脇が好きで
仕方ないんですよね。
こんなひねくれてもまっすぐなヤツ大好きなんですよ。(笑)
(だから巧も好き。)
巧を「姫さん」とか「恋人」とか呼ぶの、誰か止めたれよ、
とは思いましたけどね。(笑)
評価;A
二人の関係には特に進展がないまま終わったこの巻ですが、
いろいろと面白いことになってます。
ちなみに私は瑞垣結構好きです。
門脇にコンプレックスを感じてる以上に彼は門脇が好きで
仕方ないんですよね。
こんなひねくれてもまっすぐなヤツ大好きなんですよ。(笑)
(だから巧も好き。)
巧を「姫さん」とか「恋人」とか呼ぶの、誰か止めたれよ、
とは思いましたけどね。(笑)
85冊目『新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1』
2005年12月30日 読書
『新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1』J.R.R.トールキン著 瀬田貞二・田中明子訳(評論社) ’05 12/20
評価;B
映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作です。
前々から原作読んでみたいとは思ってたのですが、あまりの
長さにふんぎりがつかず。
久々に『旅の仲間』の映画を見てようやく決心しました、
「・・・頑張ってみよう」と。(笑)
まぁ、物語の長さも関係あるのですが、他の理由としては、
文体が気に入らなかったので・・・。
何故か小説は「です・ます」調が許せなかったんですよね。
まぁ、この作品はほとんど会話ばっかりだったので
そんなに気になりませんでしたが。
というか、最近私の中で「です・ます」調でも大丈夫に
なってきたみたいです。これで読める作品の幅が広がった。
『LotR』はもともと母がファンで、DVDとか原作とか全部揃ってるんです。
で、DVD見てたら、・・・・・アラゴルン格好いいって。(笑)
前々からレゴラスとアラゴルンが好きでしたが、今回改めて実感。
アラゴルン最高。格好いい。むしろヴィゴ最高。素敵。
ってことで(?)、読みました、原作。
最初の説明文みたいなところは、母からの忠告で、
「こんなん全部読んでたら絶対途中で挫折する。こことことの章
読んどいたら背景はわかるから、他のとこは飛ばしとき」って
言われたので、言われたところだけ読んで残り飛ばしました。
母から聞いて知ってたけど、アラゴルンは一巻では全く出てきません。
そのかわり、メリーとピピンがいい味出してます。
サムもいい人なんです。フロドが大好きなんだなぁって。
ガンダルフは話長い。(笑)
母曰く、面白くなるのは後になってからだそうなので、
気長に読んでいきます。
・・・にしても長い。
評価;B
映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作です。
前々から原作読んでみたいとは思ってたのですが、あまりの
長さにふんぎりがつかず。
久々に『旅の仲間』の映画を見てようやく決心しました、
「・・・頑張ってみよう」と。(笑)
まぁ、物語の長さも関係あるのですが、他の理由としては、
文体が気に入らなかったので・・・。
何故か小説は「です・ます」調が許せなかったんですよね。
まぁ、この作品はほとんど会話ばっかりだったので
そんなに気になりませんでしたが。
というか、最近私の中で「です・ます」調でも大丈夫に
なってきたみたいです。これで読める作品の幅が広がった。
『LotR』はもともと母がファンで、DVDとか原作とか全部揃ってるんです。
で、DVD見てたら、・・・・・アラゴルン格好いいって。(笑)
前々からレゴラスとアラゴルンが好きでしたが、今回改めて実感。
アラゴルン最高。格好いい。むしろヴィゴ最高。素敵。
ってことで(?)、読みました、原作。
最初の説明文みたいなところは、母からの忠告で、
「こんなん全部読んでたら絶対途中で挫折する。こことことの章
読んどいたら背景はわかるから、他のとこは飛ばしとき」って
言われたので、言われたところだけ読んで残り飛ばしました。
母から聞いて知ってたけど、アラゴルンは一巻では全く出てきません。
そのかわり、メリーとピピンがいい味出してます。
サムもいい人なんです。フロドが大好きなんだなぁって。
ガンダルフは話長い。(笑)
母曰く、面白くなるのは後になってからだそうなので、
気長に読んでいきます。
・・・にしても長い。
84冊目『安倍晴明「闇」の伝承』
2005年12月29日 読書
『安倍晴明「闇」の伝承』小松 和彦(桜桃書房) ’05 12/18
評価;B
安倍晴明についてのレポートを書くときに参考にした本です。
2000字で書けっていうものだったから、簡単にまとめてある
この本はかなり使えました。(笑)
基本的なところはこの本から引用して、ちょっと掘り進んだところは
他の本を使ってね。
安倍晴明とタイトルに銘打ってる割には、晴明の記述が少ないかな。
主に陰陽道・陰陽師について語ってますね。
しかも後世に伝わる晴明像や陰陽師像に視点をおいてる。(つまり、
式神や呪術を使ったりするという超能力者)
私が書いたのは、「平安期と後世においての安倍晴明」という題の
レポートだったので、「後世」の方の晴明像をここから拝借しました。
「平安期」は『平安貴族と陰陽師』(繁田信一)から。
レポートとは関係ないけれど、他にも面白そうなことがいろいろと
書いてあったので、最後まで読んでしまいました。
初心者向けの本で、わかりやすくて面白かったです。
評価;B
安倍晴明についてのレポートを書くときに参考にした本です。
2000字で書けっていうものだったから、簡単にまとめてある
この本はかなり使えました。(笑)
基本的なところはこの本から引用して、ちょっと掘り進んだところは
他の本を使ってね。
安倍晴明とタイトルに銘打ってる割には、晴明の記述が少ないかな。
主に陰陽道・陰陽師について語ってますね。
しかも後世に伝わる晴明像や陰陽師像に視点をおいてる。(つまり、
式神や呪術を使ったりするという超能力者)
私が書いたのは、「平安期と後世においての安倍晴明」という題の
レポートだったので、「後世」の方の晴明像をここから拝借しました。
「平安期」は『平安貴族と陰陽師』(繁田信一)から。
レポートとは関係ないけれど、他にも面白そうなことがいろいろと
書いてあったので、最後まで読んでしまいました。
初心者向けの本で、わかりやすくて面白かったです。
83冊目『鉱石倶楽部』
2005年12月29日 読書
『鉱石倶楽部』長野 まゆみ(文春文庫) ’05 12/10
評価;C
レビューを読む限り長野まゆみファンに大人気の作品の
ようです。
鉱石にちなんだ小話、それから著者が考えた
その鉱石の説明と、写真が載っています。
全てが綺麗なんですよ。
そして、最後の方に載っている鉱石をお菓子に見立てたページは、
本当に「美味しそう」という気持ちがわかる。
なかなか面白い本でした。
評価;C
レビューを読む限り長野まゆみファンに大人気の作品の
ようです。
鉱石にちなんだ小話、それから著者が考えた
その鉱石の説明と、写真が載っています。
全てが綺麗なんですよ。
そして、最後の方に載っている鉱石をお菓子に見立てたページは、
本当に「美味しそう」という気持ちがわかる。
なかなか面白い本でした。
82冊目『白昼堂々』
2005年12月28日 読書
『白昼堂々』長野 まゆみ(集英社) ’05 12/10
評価;B
従姉・省子の代わりに省子の格好をして美術館の監視員を務めた
凛一は、省子本人と間違われ、省子の幼なじみ・氷川と知り合う。
そして凛一は氷川に惹かれいき、氷川も・・・?
っていうお話。男性同士の同性愛なのに、これは完璧に恋愛小説ですね。
でも、凛一は氷川をあくまで「まともな人」=「同性愛者ではない人」
としているので、同性愛に対しての倫理観は物語の根底にあるらしいです。
これは一巻なので、続きを読まないといいとも悪いとも言えない作品ですね。
評価;B
従姉・省子の代わりに省子の格好をして美術館の監視員を務めた
凛一は、省子本人と間違われ、省子の幼なじみ・氷川と知り合う。
そして凛一は氷川に惹かれいき、氷川も・・・?
っていうお話。男性同士の同性愛なのに、これは完璧に恋愛小説ですね。
でも、凛一は氷川をあくまで「まともな人」=「同性愛者ではない人」
としているので、同性愛に対しての倫理観は物語の根底にあるらしいです。
これは一巻なので、続きを読まないといいとも悪いとも言えない作品ですね。
81冊目『ルート225』
2005年12月28日 読書
『ルート225』藤野 千夜(新潮文庫) ’05 12/6
評価;B
これも友達に借りた本です。
十五歳の少女が弟と共に異世界(パラレルワールド)に迷い込んでしまう
という、ありがちなお話なんですが、Amazonの読者レビューを読んで
ちょっと見直しました。
にしても、なんで私はこんなに読解力がないんだろう・・・。
なるほどなレビューを書かれている方とは大違い。
情けないです・・・。
評価;B
これも友達に借りた本です。
十五歳の少女が弟と共に異世界(パラレルワールド)に迷い込んでしまう
という、ありがちなお話なんですが、Amazonの読者レビューを読んで
ちょっと見直しました。
にしても、なんで私はこんなに読解力がないんだろう・・・。
なるほどなレビューを書かれている方とは大違い。
情けないです・・・。