たかこさんレポもどき?
関西アーバン銀行豊中支店オープニングセレモニーにたかこさんが出席されるということで、本日会いに行ってきました。
ファンと交流できるように、銀行側がわざわざ別室を用意してくれたんですよ。
来てたファンは300人ぐらいだと思われます。

ファンは第一部と第二部にわかれて、たかこさんに会うんですよ。
母と私は第二部。

一室に詰め込まれてしばらくしたら本人登場。

たかこさんは黒のパンツスーツにグレーのインナー。ジャケットは開けてて、金のネックレスを付けてました。
手を振る時よくお腹が見えてた。(笑)
髪は明るいと暗いの中間ぐらいの髪色で、ナチュラルな感じ。
ちょーっと化粧が濃い気もしたけど、目が大きくてとても綺麗でした。
相変わらず見事なまでのスタイルの良さ。
舞台だけじゃなく、出待ちしたこともあるし、前にもオープニングセレモニー行ったけど、あの近さで見たのは初めて。
ちょ、かっこいいですね・・・!ってか綺麗ですね・・・!!(今更)
や、も、なんか、言葉で表現できないんですが・・・。
・・・・・私そこまでたかこさんのファンってわけじゃなかったのに。

そんなたかこさんに驚きつつ、惚れ惚れしつつ。

まずお手紙渡し。
蚊の鳴くような頼りない声(何故ミスチル)、まぁつまり震える声で「大阪でもコンサートやってください」と言いながら渡しました・・・。が、たかこさんは微笑んでくれたけど、うーん、声が小さすぎで聞こえてなかったのかも……?ってか教育実習で培った洞察力によるとあれは「?聞こえない。・・・とりあえず微笑んでおこう」の顔だった。(笑)
今までお手紙渡したことがなかったので、今回もどうしようかと思ってたんですが、母にすすめられて書きました。
で、本当に書いてよかったと思いました。だって、明らかに「お手紙を渡す時間」なんですもん。(笑)
書いてなかったら絶対お互い「・・・・・。」ってなってた。(笑)
えー、「お手紙書く、そして渡す」という、初体験をしました。
たかこさんのお母さんはお手紙を渡し終わったファンの一人一人に「ありがとうございます」って声を掛けてらっしゃいました。

次、部屋の前のちょっとした舞台(?)で本人からお話。
ファンクラブの幹部さんが渡そうとしたマイクを断って、地の声で話されていました。ファン思い。
「ようやく阪急沿線でみなさんにお会いすることができました。
みなさんはセレモニーの方には出席いただけなかったけど、手紙渡すためだけにこんなに集まってくれてありがとうございます。
暑いでしょ?っていうかみんなが熱い。
さっきの人たちには言い忘れてたけど、コンサート、どこの席にいても楽しめるように作っています。入り待ち出待ちができなくて寂しいって言ってるけど、みんなスクワット好きだったな?」
という感じで、しゃべっていて、「じゃあそろそろ」って帰ろうとするたかこさんに「えー?短い」と言うファンの人たち。「あのね、これトークショーじゃないから」と言って笑うたかこさん。
でもファンはもちろん納得せず。(笑)
「歌って!」なんて要求もしちゃいます。
「歌はもっとちゃんとして歌います。さっきの会の人たちに『次の人たちが待ってるから』って言って出てきたから、ほら、平等にしないと」
と言って扉に向かわれました。
いっぱい「ありがと〜〜」とおっしゃってました。

いやー、もうほんと、たかこさんの綺麗さにドキドキした一日でした。
睡眠時間四時間の寝不足もその時だけ吹っ飛びましたよ。

えと、はなちゃんはいらっしゃいませんでした。「もったいない」とかなんだかんだ言ってたけど、やっぱり会いたかったなぁ。

今回は写真はありません。
撮影禁止だったもんで・・・。

というわけで、コンサートの写真をペタリ。
『腐りゆく天使』夢枕 獏(文春文庫) ’06 12/17

評価l;B

某巨大ブログサイトの某コミュニティで「病んでる小説」の上位に名前があがる作品だったので、興味本位で読んでみました。私は別に病んではいないですが、病んでる歌や小説が大好きなのですよ。
それに夢枕さんのファンでもありますからね。

教会の祭壇の後ろの香部屋の中。あるかなしかの微笑を浮かべ、何かを抱くように手を広げ浮いている4メートルの天使。
白い、美しく、全裸の天使。
それが腐っていくのです。白い美しい天使が醜いどろどろの肉塊になって、腐り落ちるのです。肉がずり落ち、目が飛び出て、翼がもげるのです。

詩人、萩原朔太郎。記憶を失った埋められた屍体の魂。美貌の神父。朔太郎の想い人、エレナことS.N子。
視点としては朔太郎と魂と神父の三人だけど、エレナも重要な人物。
神父がいつも見ていた美しい天使が腐り落ち、土の中に埋められている屍体の魂は少年となって地上に現れ、朔太郎は人妻であるエレンの元へ通い、エレンは教会へ行く。
そして一同が教会に集まる時・・・・・。

センチメンタルでエロティックでグロテスクでミステリアス。
熟しきった果実の芳香と臭気にずるずると誘い込まれ、毒気に中てられるような作品でした。
病み付きになる危ない魅力という感じです。

当時読み終わった後に書いた感想が上の文章なんですが、それと同時に「空海思い出しちゃった。」ともその感想のメモに書いてありました。
「なんのこっちゃ?」と思いましたが、まぁ、おそらく神父のことなんでしょう。

正直なところ「美貌の神父」に惹かれて読みました。(笑)

ストーリーの面白さだけでなく、萩原朔太郎のさまざまな詩とオリジナルのストーリーが上手く絡められていて、その構成もまた楽しめました。

詩三篇

2007年7月4日
大学の授業で発表した作品たち。


「ある小さき愛」

東の山に太陽が昇る頃
青年は闇から生まれ出でた

最初青年は冠を欲した
月桂樹は王冠に変えられることを
それは無造作に歌われる概念だった

次に青年は武器を欲した
かの人を守るための
敵はかの人の祖国でありまた自らの大地でもあった

最後に青年は真実を欲した
かの人の裏切りであろうと
心乱れることはない
敵はかの人の祖国でありまた自らの大地であった

西の海に太陽が沈む頃
青年はかの人を抱き
闇により葬られた
ともに光になることの歓喜を抱きながら
ともに我われについて虚しく問いながら

地上での破滅の代償として
二人は光明に満ちた楽園へと身を捧げた
それを幸せであるとある人は言う


「翼」

数万の鋭い刃の中でも
数十万の凍るような空気の中でも
たった一つの温かい手のために
傷付くことさえ恐れずに
僕は翼を広げられる

鏡の中の僕は
晴れやかな顔で笑っている
背中の翼を力一杯広げて

百年分の想い出ほど輝いた記憶を
この瞬間に刻み込む
もう大丈夫

百年分の憧れほど高鳴った鼓動を
この瞬間に打ち鳴らす
やるしかない

百年分の情熱ほど焼けついた想いを
出し惜しみなんてしない

今こそ飛び立つ時


「ベリーズ」

「ベリーズに行こう」
「ベリーズ?」
「楽園なんだ」

青と白と緑の世界らしい
人びとは温かく
悲しみは存在しないらしい

赤と黒と灰に塗れたこことはどれほどの差だろう
ただ耳に響くのは泣き声と笑い声
そして ああ

本当に、一緒に行きたかった

※ベリーズ
  カリブ海に面する中央アメリカの小国。


「アイーダ」「SMAP」「ヴィゴ・モーテンセン」を思い出された方、あなたは正しいです。
『陰陽師 龍笛ノ巻』夢枕 獏(文春文庫) ’06 12/15

評価;B

賀茂保憲が登場します。晴明の兄弟子ですね。晴明が敬語を使う身近な人なんて、とても素敵なキャラクターじゃないですか。(笑)
これからもいっぱい出てきてほしいなぁ。
『イル・トロヴァトーレ』ヴェルディ 小瀬村幸子訳(オペラ対訳ライブラリー) ’06 12/13

評価;B

宝塚歌劇団宙組2005年大劇場公演『炎にくちづけを』を観劇した経験はありますが、ついこの間家でそのDVDを観ていたら、ふとこの原作が気になり、探して読んでみました。それがこの本。
当たり前かも知れないけれど、宝塚の方はとってもとっても脚色してあるな、と思いました。「おくるみまりたん」とか。
そんなもんだから、原作読んで「えっ!?普通に教会で結婚式っ!!?」とびっくりしました。
ただ、『炎にくちづけを』は原作を面白くしてあるな、と思いました。話を膨らませているけど主題も明確だし。

原作・宝塚ともにかなり自分勝手な登場人物たちがいろいろと行動します。
『陰陽師 生成り姫』夢枕 獏(文春文庫) ’06 12/8

評価;C

映画の内容です。
うーん、でもやっぱり陰陽師は短編がいいな。
『今日からマ王!?』喬林 知(角川ビーンズ文庫) ’06 11/29

評価;B

本編が暗ーい展開なので、こういう時に明るい番外編を持ってこられると、確かに心は和む。
でも本編の続きがやっぱり気になるなぁ。
早く出て欲しい。
日記ではありません。
本日の日記は一つ下の日記。

現状報告

2007年6月30日
ご無沙汰してますが、無事生きています。

6月1日から始まった怒涛の三週間の教育実習が終わり、まったりした日々を過ごし・・・・・たいと思いつつ、事後処理のような変わらず慌しい毎日を過ごしています。

教育実習では人間を鍛え直された気がします。
もう何が来ても怖くない・・・。
いい経験になりました。

私は三回で教育実習に行ったので、これからは就活です。
とりあえずインターンシップに参加する予定。
手続きめちゃめんどくさいのですが・・・。

三週間分の大学の授業の遅れも取り戻さなくちゃいけないし、ひとまず夏休みまで、こんなバタバタとした毎日が続いていくのでしょうね。

なんか、「学生してる」って感じです。
『サロメの乳母の話』塩野 七生(新潮文庫) ’06 11/20

評価;A

「貞女の言い分」
「サロメの乳母の話」
「ダンテの妻の嘆き」
「聖フランチェスコの母」
「ユダの母親」
「カリグラ帝の馬」
「大王の奴隷の話」
「師から見たブルータス」
「キリストの弟」
「ネロ皇帝の双子の兄」
「饗宴・地獄篇 第一夜」
「饗宴・地獄篇 第二夜」
が収録されてます。

話の筋となる歴史上有名な人物を主人公に持ってくるのではなく、その近しい者を主人公とするところに視点の面白さがあります。
それに世間で主にマイナスの印象を持たれている人物はプラスの人物(または同情的に)として、逆にプラスの印象を持たれている人物はマイナスのイメージ(「真実の姿はこうだ」というように)として描かれていて、ストーリーの面白さもあります。
「饗宴〜」はもう読んでいてすごく楽しかった。クレオパトラやマリー・アントワネットたちなど、歴史上いろんな意味で有名な女性たちが地獄で夜会(あれ?お茶会かな?)を開くのです。面白くないわけがない。

全体を通して歴史好きにはとても面白い作品。
『ジャーク』デニス・クーパー 風間賢二訳(白水社) ’06 11/19

評価;B

な、なんだこの本はっ!?
う・・・なんというか、なんというか・・・・・。

変な検索で飛んでこられても困るので、あらすじを知りたい方はAmazonのページへどうぞ。
とりあえず、「ゲイ小説」とされるらしいです。
いや、なんというか、そんな綺麗なもんでもないような気がするが・・・。

たしか、テレビで『サラ、神に背いた少年』という小説の作者・J.T.リロイの特集をやってたんですよ。
このリロイさんは実在の人物ではなく、ある女の人が自分の書いた小説を売り込むために、その小説を少年が書いた自伝小説として発表しました。
で、その偽った女の人が憧れていた作家が、このデニス・クーパーだった、と。
図書館にこの人の本がこれしかなかったから、これを読んでみたら・・・・・
いや、もう、ね、びっくりしちゃったヨ・・・。

ちなみに、『サラ、神に背いた少年』の方は、半分ぐらい読んで挫折中です。
これもなかなかクセのある作品でして・・・。
私女装ネタはあんまり好きくない・・・。
『永久の戴冠―レマイユの吸血鬼』真堂 樹(コバルト文庫) ’06 11/15

評価;B

最後に、もう一度、会いたくて。
王太子殺害の濡れ衣を着せられ、幽閉されたジェラール。一方魔術侯との断ち切れぬ宿命を知ったイブは、ジェラールの救出に乗り出す。ふたりの運命は!? 華麗なる王宮ファンタジー、最終章!(Amazon)

お願いだから、一緒になれないと思う理由の中に「同性だから」を入れてくれ、と思いながら読んだ気がする。

まとめ。
ツンデレ系な美貌の主人公、それも受け止める男前なお相手、そして主人公の女体化・兄弟同士の近親相姦・とりあえず総受け、というある意味王道とも言えるBL要素が満タンな作品でした。
そういうのが好きな人は楽しめると思います。
苦手な人は読まないほうがいいと思います。
『黒騎士の嫁(はなよめ)―レマイユの吸血鬼』真堂 樹(コバルト文庫)) ’06 11/10

評価;B

誰も宿命からは逃れられぬのか。
第一王子の容態が悪化し、国王はいよいよ第二王子ジェラールの暗殺を急ぎ始めた。ジェラールは出生の重大な秘密を知ることに。一方イブもある決断を迫られて…。王宮ファンタジー! (Amazon)

「ジェラールの出生の重大な秘密」は完璧に忘れたけど、イブの方の「ある決断」はなんとなく覚えてる気がする。(いばれない)

母の日

2007年5月14日
母の日
母の日のためにいろんな人に協力してもらって選んだ「ドルチェ&ガッバーナ(D&G)」のストラップ。

今日(正確には昨日)母に渡しました。

いつも何もしてこなかったけど、20歳になって初めての母の日だから、何か後に残るような高価なものをあげたいと思った。

思い浮かんだのは母の大好きな和央ようかさん。

そして彼女の好きなブランド「D&G」。

予算に見合うのはこれぐらいだったからあげたけど。

でもちゃんと喜んでもらえたみたいでよかった。

ストラップを見るたびにたかこさんを思い出してくれたらそれで嬉しい。


それにしても、家族に何かをあげる時って相当恥ずかしいね。

「この子も大人になってんな」って欠片でも思ってくれたかな?
『カルメン』メリメ 杉捷夫訳(岩波書店) ’06 11/9

評価;A

恋に奔放に生きる女・カルメンと、彼女に恋をしたが故に人生を少しずつ狂わせて行く男・ホセとの恋物語。

狂気の愛(この場合行過ぎた独占欲か?)がテーマの作品ってやっぱりいいですね。『サロメ』とか。
とても好みです。

この本も図書館で借りたんですが、中には書き込みがびっしりでした・・・。
無駄に役に立ったけども・・・・・でもやっぱり公共の本に書き込みするのはよくないです。
感性は人それぞれです。その前にあなたの本ではありません。
・・・・・と、言いつつ、今現在本の返却を延滞してる私には胸を張って言えないところ・・・・・。

先日カルメンをモチーフに、例の詩を作る授業で超SSを書いてみました。
何かを下敷きに小説を作るってのは楽しいです。自分なりの解釈を取り入れられるんで。

なんにせよ、カルメンは素敵な物語です。
『花園の媚薬―レマイユの吸血鬼』真堂 樹(コバルト文庫) ’06 11/2

評価;B

「レマイユの吸血鬼」シリーズ第四巻。

吸血鬼の口づけは求めるべからず…。
王宮エヴァンタイユで、侍女が失踪。その正体が吸血鬼だという噂が立った。吸血鬼退治の力を持つイブは、第二王子ジェラールの依頼で侍女の行方を探すことに…。華麗なる王宮ファンタジー!(Amazon)

えーと、何故かこの巻だけ図書館の書庫ではなく一般のコーナーにありました。
司書さんに貸し出し手続きしてもらう時に恥ずかしい題名でした。

・・・もうすでに内容の感想じゃなくなってますが。
『ライオンハート』恩田 陸(新潮文庫) ’06 10/30

評価;B

ウハウハのタイトルですね。

いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ…。17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。時を越え、空間を越え、男と女は何度も出会う。結ばれることはない関係だけど、深く愛し合って―。神のおぼしめしなのか、気紛れなのか。切なくも心暖まる、異色のラブストーリー。

離れた瞬間から会う瞬間を待ち続けている。生まれる前も、死んだあとも-。いくつもの時代を必死に生き、細胞に刻まれた想いを頼りに、束の間出会い別れていく男と女。求め合う二人の感情を描く連作集。(Amazonより)

意外と評価の悪い作品だったりするらしいですけど、どうなんでしょう。
とりあえず、私の読解力では、一回読んだだけでは何も伝わって来ませんでした。でもそれは私の読解力不足が原因だと思います。(何のフォローだ)

そのうち読み返す・・・・・かな?
ミイラと古代エジプト展
4月30日(月・祝)。
大型連休前半と言われた世間で言う「三連休」ですが、私にとってこの日が初めての休みでした・・・。

この日、神戸市立博物館で開催されている「ミイラと古代エジプト展」に行ってきました。

http://www.asahi.com/miira/
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2006/mummy/index.html

向こうで学んだことによると、昔19世紀頃は、ミイラの研究をする場合、ミイラを棺から出して、そして包帯まで取って、本体を調べていたそうです。
が、どうやらそれでは包帯はその後ぼろぼろになって使い物にならなくなるし、結果も特にいいものが得られませんでした。
そこで、現代は、現代の文明を駆使して、棺を開けずにCTスキャンなどでデジタル的な研究を行っているそうです。
そのため、今回の主役ともいうべき、ネスペルエンネブウという名前のエジプトの神官のミイラも、棺から出されないままで、展示されていました。その他いくつかあるミイラも同様。

やっぱり月日は流れてるのである程度シミやほつれは見えるんだけど、棺の模様が鮮やかだったり、布の目が見えたりして、20年生きたところではとても長さが想像できないけれども、それでも3000年近く前のものだとは思えませんでした。
これが棺だとしたら、この中にはまだ綺麗なままで誰かが寝ているのではないのか、と。

直前に体内の映像などを見せられているのに、すごく不思議な感覚でした。
まさに神秘の世界、エジプト。

にしても、最初はどうでもいいと思ってたエジプト展に行きたくなったのは、やっぱり数週間前に見た「王家に捧ぐ歌」のDVDのせいなんだろうなぁ。とうこさん可愛ゆいです。

ミイラが3Dで飛び出してくる映像、英語版ではイアン・マッケラン氏がナレーターを務めたらしいです。
・・・むしろ彼のままがよかったと思ってしまいました。や、ファンだからです。

人間のミイラの他にも、動物のミイラ、エジプトの装飾品や、副葬品などもいろいろ展示されていました。
猫や魚のミイラがあったり、小さな蛙(そういうデザイン)が付いてる指輪や、細かいとかげ(そういうデザイン)や綺麗な宝石が繋げてあるネックレスとか、3000年以上前のものだとはとても思えないものがあったり。
とにかくすごかったです。
本当に貴重な経験。

しばらく古代エジプトの本を読み漁ろうかしら。
「王家に捧ぐ歌」ということで、今「アイーダ」の本を数冊読んでます。

以下、どうせ作っちゃったので、載せさせていただきます。
「アイーダ」から着想を得て、私が詩を作る大学の授業のために作った詩です。
しゅーちぷれいなので、小さい文字で行きます。

 ある小さき愛

東の山に太陽が昇る頃
青年は闇から生まれ出でた

最初青年は冠を欲した
月桂樹は王冠に変えられることを
それは無造作に歌われる概念だった

次に青年は武器を欲した
かの人を守るための
敵はかの人の祖国でありまた自らの大地でもあった

最後に青年は真実を欲した
かの人の裏切りであろうと
心乱れることはない
敵はかの人の祖国でありまた自らの大地であった

西の海に太陽が沈む頃
青年はかの人を抱き
闇により葬られた
ともに光になることの歓喜を抱きながら
ともに我われについて虚しく問いながら

地上での破滅の代償として
二人は光明に満ちた楽園へと身を捧げた
それを幸せであるとある人は言う


読んだ人は皆「壮大」だと言うのですが、私としては題名にあるとおりただ一つの愛を書いただけなのに。意外でした。

高評価はいらないので、単位だけは欲しいです・・・。
宝塚歌劇星組大劇場公演「さくら/シークレット・ハンター」
三月の末、大劇場に星組の「さくら/シークレット・ハンター」の観劇に行って来ました。

チケットは友達のお母さんが会社からもらってきてくれたそうで、タダなのです。
しかも1階2列センターブロック右通路側というすんばらしい席。
こんな席二度と座ることはないだろうな。

タニちゃん時と同じく観劇前に仕入れた情報を含めて感想書こうと思ったんだけど、よく考えたら私あらすじ以外何も知識入れてなかった。
初日の映像見るにも別に気が乗ることなく、しかも前日と前々日に友達んち泊まりに行くという体調管理(っていうか睡眠時間管理)も最低な状況で・・・ね。

この熱の入れようの差で私がどちらに思い入れがあるのか知れる。。。

いや、でもでもでも!
なんか面白かった!っていうか、ストーリーはともかく細かい演出が綺麗だった!


あ、そういえば、あからさますぎてすごかったです、この「二番手」ポジション。
宝塚は、なんの決まりかは知らないけれどもトップ路線の男役は学年順で、トップ・二番手・三番手・・・とされるもので、学年が下の男役さんをトップに付けたいけれども上にまだトップ路線の人がいる場合、その上の人を他の組に組替えして、下級生の人をトップに付けるとかするんだけど、二人より下級生ながら柚希礼音さん、上級生の立樹遥さん・涼紫央さんを飛ばして、二番手ポジションを獲得。
すごいなー。
でも、それだけの実力も華もあるのがわかった。なんたって格好いいんだ。
ウィンクで一緒に行った友人と私の母が悩殺されてました。

以下感想。おそらくネタばれはありません。

「さくら―妖しいまでに美しいおまえ―」。

ところで、妖しいまでに美しい「おまえ」って誰のこと?
とうこさん?あすかちゃん?・・・・・さくら・・・?
ってかすごいサブタイトルだなぁ。

内容はー・・・
お内裏様の復讐、そしてお雛様の不倫。・・・ですよね?他は酒盛りとか。(あ、花見か)
あと、さくらマジック。

このさくらマジックが綺麗だったぁ!
これでもかってぐらいさくら出したから、休憩中係の人が数人で掃除してた。(笑)
でも、ほんと、これでもかってぐらいだから、密かに興奮できる演出だと思う。

生声が聞こえてくるような近さ。
しかも、樹里ちゃんの番組以来気になってた立樹さんが銀橋で席の正面だったし。
・・・正直とうこさんより立樹さんの方を向いていたことが多かった気もする。
柚希さんは舞台向かって左ばっかりだったからねぇ。

なんにせよ、「これでもか!」のさくらがとても綺麗でした。
そして、想像していたようなくらーい舞台ではなく、明るく華やかな舞台でした。

次、「シークレット・ハンター−この世で、俺に盗めぬものはない−」。

これもサブタイトルどうなの。(笑)
世界一の泥棒が、ある国の王女を盗み出す、というお話。

公演の感想書いた紙(レシートの裏なんだけど)をなくしちゃったんですよねー・・・。一体どこ行ったんだ。
そんなわけで、本当に一部の感想です。

うーん、結構つっこみどころ満載だったような?
最後の方とか思わず「うーん?」と首を捻ってしまった。

でも、とりあえずとうこさんと柚希さんの絡みは、やたらとうこさんが可愛かったぁ。ちゅうされて嫌がるとことか。

男爵は・・・・・とてもキャラとして面白いと思いマス。(笑)
や、もうベルバラの世界から飛び出てきたんでしょ、アナタ、みたいな。
ってか「男爵」ってあだ名どうなの。(笑)
と言いつつも、悪役スキーな私は、そんなアナタが好きなのよぉ〜。
本人は至極真面目にやってるんだけど、はたから見たらなんだかやたら可愛く見えてしまう悪役ってなんて素敵なんだろう。
代表的人物、「Never Say Goodbye」よりフランシスコ・アギラール氏。彼は素敵すぎてどうしようなお人だ。

話を元に戻しまして。っていうか、進めまして。

初舞台生の出番が多かったです。私は去年のしか生で見たことないけれど、出番としては雲泥の差だと。。。
棒渡し(?)が綺麗だったぁ。
でもその後ろで目を爛々と輝かせていた巨大な女性は、一体何なんだろう・・・?(笑)

ロケットの衣装も可愛かったです。
ところで、光で獲物を誘う魚(おそらくアンコウ)がキラキラ身体が光っている魚(おそらく熱帯魚)と一緒の深さの海にいることなんてあるのか?と母と疑問に思ってみたりした。
それを蛇足という。

あ、ちょこちょこ出てくる外国語はさっぱりわかりませんでした。(笑)

えーと、そんな感じで。(適当でスイマセン)

とりあえず、星組(というかとうこさん)に興味を持った私は、「龍星」と「アイーダ」を観ました。
「龍星」は曲がかっこいい。
「アイーダ」はとうこさん可愛すぎてどうしよう。
ますますとうこさんに興味を持ちました。

ってことで、これからは私、きっとタニちゃんに続きとうこさんのファンにもなることでしょう。
とてもとても良い観劇でした。

チケットをくれた心当たりのある友人、本当にありがとう。

雑談

2007年4月8日
三月の末に行った星組の感想上げたいんですが、なかなか進まない。
早く上げないと私が挫折するというのに。

桜が咲いています。
桜の写真を撮ったから、それに合わせた詩(桜や春がテーマの詩)を見つけて日記に載せようと思うのに、なかなかいい詩が見つからない。
萩原朔太郎とか宮沢賢治の読んでたらこっちまで病んでくる。というか、詩書く人(特に文学史として出てきそうな人ら)の感覚ってどこかイっちゃってるのよね。
それが好きだという人もいるし、私も普段は断然好きなんだけど、今回の主旨とは違うもので。
私が求めてるのは、明るいイメージのなんだけよね。
だからといってウィリアム・ブレイクあたりを探しても、桜が出てくるわけがなく。(笑)

もうちょい頑張ります。

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